筆者紹介
なぜ女性と別々？メンズスキンケア用品が生まれたワケ
メンズ専用として売られているのですから、メンズスキンケア用品は男性の皮膚に適した成分になっています。男性のお肌は10代半ばから皮脂量が増えていき、20代になる時期には女性の約2倍という数値になります。額や鼻にかけての「Tゾーン」と呼ばれる部位がテカテカしてしまう原因は、皮脂の分泌量によるものです。女性は20歳を境目に皮脂の分泌量は減少していきますが、男性は20代・30代と変わらず、40代以降になっても20代の頃と差はほとんどありません。いくら洗顔してもテカってしまい、ベタベタ感がなくならないのは男性の特徴といえるでしょう。
皮脂が多いTゾーンに対し、ヒゲがある頬やあごまわりはカミソリでのシェービングによって乾燥しやすい傾向にあります。皮膚表面の潤いを保つための皮脂まで削られてしまうことが原因で、顔の中でも皮脂量が多い部分と少ない部分が混在しています。皮脂分泌は唐揚げやファーストフードなど油の多い食事も影響するので、心当たりがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。ヒゲを剃る習慣がない女性とは皮膚の状態が異なるため、男性には男性のケア方法が必要です。青ヒゲやニキビといった肌トラブルを改善するためにも、男性の悩みに適したスキンケア用品を使い、お肌を整える習慣をつけていきましょう。
知っておきたいメンズニキビ対策
医療脱毛でヒゲを処理すると、毛穴が引き締まって皮脂の分泌量も抑えられていきます。ニキビの原因は、必要以上に皮脂が分泌されることや、毛穴や皮膚表面の周りに存在する細菌（アクネ菌）による炎症によるものと考えられています。ヒゲの毛穴まわりには老廃物や皮脂がかたまりやすく、毛穴詰まりが起こる場所。医療脱毛で毛根を破壊し、毛が生えてこない状態になると自然と毛穴は小さくなります。アクネ菌などの細菌は皮脂を取り込むことで増殖しますので、皮脂の分泌を抑えることはニキビを増やさない対策につながります。頬やあごまわりのニキビでお悩みの場合、ヒゲ処理は毛穴対策やニキビケアにつながることが期待できるのです。
脱毛で毛穴対策をする以外にも、ニキビ防止には日々のスキンケアが欠かせません。お肌はあなたが思っている以上に繊細で、むやみにこすったりゴシゴシ力を入れて洗ったりすることも負担となります。皮膚表面の皮脂や汚れを落としたいときは、洗顔料を泡立ててから、優しく包み込むようにして洗うのが基本です。額や頬・あごなどにくるくるとなじませていき、摩擦を起こさず泡の成分を浸透させるイメージでお肌を洗います。鼻周りや髪の生え際などは丁寧に洗い、泡が残らないようにすすぐことも大切です。熱いお湯よりも33～34℃程度のぬるま湯を使い、すすぎ終わったらタオルをお肌にポンポンとあてて、水分を吸い取る感じで優しくふきとりましょう。
ニキビ対策は洗顔後の保湿が重要となり、メンズスキンケア用品の中でも肌質に適したものを選ぶようにします。商品によって香りも異なりますので、好きな香りのものを見つけるとよいかもしれません。化粧水や乳液など、「つけるものがたくさんあってめんどくさい」と思う方にはオールインワンタイプがオススメです。保湿や美白、シワ対策など複数のお悩みを一つの商品でカバーでき、時短にもなります。メンズ化粧品市場は年々増え続けていますので、お悩みや肌質に適したものを選び、日々のケアを習慣化してみてください。
ヒゲをオシャレにアピールするならデザイン重視で
ヒゲを生やしたい方にとってもお肌の状態は大切で、ニキビがないすべすべお肌だからこそヒゲの良さが映えるというもの。ヒゲをアピールしたい場合、お肌を整え、あなたの顔の形に合ったデザインを探します。輪郭やヘアスタイルとのバランスなど、全体の雰囲気をどのようにしたいのかによってヒゲの形も変わってきますので、脱毛のときは相談しながら決めていきましょう。ワイルドな感じにしたいのか、ヒゲがあることでやわらかい感じを出したいのか、第三者からのアドバイスも重要です。美容室や理容室でヘアカットの際にアドバイスを求めるのもよいですし、美容クリニックでも無料カウンセリングを受けられますのでぜひ利用してみましょう。
鼻と唇の間に生やす口ひげは、キレイに整えるだけでも印象が変わります。ひげ剃りが面倒で放置しておくと勝手に伸びてくる場所なので、ヒゲにトライしたい初心者の方にもオススメの部位です。口ひげが細いと知的な感じになり、太くすると貫禄が出てきます。男らしい渋さを出したいときは、口ひげとともにあごまわりのヒゲも整えるとよいでしょう。輪郭に沿って生えているので、口ひげとつながるパターンやあご先だけ残すパターンなど、長さや細さで調節します。ビジネスシーンにおいても、ヒゲは外見の重要なパーツですので、カウンセリングのときに理想の写真を持参するとスムーズに進みます。
ワイルドさやたくましさ、渋さなどヒゲは自分をアピールする手段のひとつ。カミソリやシェーバー、はさみなどで整えることもできますが、手先が器用で慣れていないとなかなか難しいものです。1年ほど美容クリニックへ通って医療脱毛が完了すると、脱毛した部位にヒゲが生えてくることはなく、自己処理の煩わしさから解放されます。忙しい朝でもヒゲ処理に時間を取られることなく、1日をスッキリとスタートできます。ニキビケアとしても効果が期待できますので、清潔感に加えてヒゲでイメージを変えたい方はぜひ医療脱毛を検討してみてください。
コンプレックス解消！青ヒゲ対策なら医療脱毛
ヒゲ処理で困っていることの一つに「青ヒゲ」が挙げられます。青ヒゲは毛穴に残った毛が皮膚表面から透けて見える状態です。黒いヒゲが光の当たる角度によって青く見えることから、「青ヒゲ」と色で呼ばれるようになりました。青ヒゲを解消しようとして深剃りをしたり、毛抜きを使って1本1本抜いたりする方もいらっしゃるかもしれません。一時的な解消になったとしても、ヒゲが生えている限りまた青ヒゲになるのでお肌の負担を増やしてしまいます。自己処理できるのはあくまで皮膚表面の毛だけ。夕方になるとヒゲが目立ってしまう方や色白で青ヒゲが目立ってしまう方にとっては、毛が生えている限りコンプレックスは解消されないままなのです。
皮膚の下にある毛や毛根までアプローチし、青ヒゲのコンプレックスを解消したい場合は医療レーザー脱毛がオススメです。皮膚の下にあるヒゲを処理するためには、毛根を破壊して毛の成長をストップするしかありません。医療脱毛はレーザーがメラニンに反応する仕組みを利用して熱を発生させ、毛根を破壊します。ムダ毛は成長期・退行期・休止期を繰り返して生えていますが、毛根を破壊すると栄養が届かなくなるため、毛が伸びることはありません。毛根ごと処理するので皮膚の下に毛が残ることもなく、青ヒゲを解消してお肌の清潔感を高めます。
ヒゲが濃い人ほど目立ってしまう青ヒゲは男性ホルモンの影響を受けています。男性ホルモンの一種であるテストステロンは、睾丸（精巣）と副腎で作られており、男性らしい筋肉のつき方や男性機能の働きはテストステロンによるものです。男性ホルモンは食生活の乱れや喫煙、飲酒などによって分泌量が変化しますので、青ヒゲにお悩みの方は一度生活習慣を見直してみることも必要です。それでも解消しない場合は美容医療の手を借りて、皮膚の専門家を頼ってみましょう。今では痛みが少ない脱毛機器も増え、メンズ脱毛も認知されるようになってきました。医療脱毛はコンプレックスを解消し、あなたらしくイキイキとした生活ができるための一つの手段。あなたに適したヒゲ処理方法や整え方をお伝えいたしますので、青ヒゲやニキビでお悩みの方はぜひ美容クリニックの無料カウンセリングをお試しください。
