医療法人ジュエリメディカルTHE CLINIC NAGOYA
  • 0120-758-901
  • 052-961-3777

筆者紹介

医療法人ジュエリメディカル理事長 ザ・クリニック名古屋 院長 中村寿(医学博士)

ほくろやニキビがあっても脱毛できる?

脱毛をするとき、「腕や脚、顔にほくろがあるけれど大丈夫かな?」と不安な方もいらっしゃると思います。医療脱毛はレーザーと黒いメラニン色素の反応によって熱を発生させ、毛根を破壊する仕組みによるものです。医療脱毛でもエステ脱毛でもほくろそのものに照射できませんが、ほくろの部分を避けて脱毛することが可能です。ほくろは「母斑性細胞母斑」というメラニン色素の集まりであり、良性の腫瘍と言えるもの。放置しても問題ない一方で、大きさによっては皮膚の病気が心配されるときもあります。もし気になる場合は早めに皮膚科を受診するようにしましょう。

ほくろは生まれつき持っている先天性のものと生まれてからの環境による後天性のものに分けられます。人間の皮膚は紫外線から細胞を守るために黒いメラニンを作りだしており、後天性のほくろはメラニンの蓄積によって形成されるものです。シミやそばかすも紫外線を大量に浴びるとできてしまうものですが、皮膚が新しく生まれ変わる「ターンオーバー」によって皮膚外へと排出されるので溜まることはありません。ほくろが薄くなることはなく、ほくろを摘出する際は皮膚科や美容外科での治療が必要です。

ほくろ部分の毛穴からムダ毛が出ている場合、レーザーをあててしまうと火傷の可能性があるためほくろ部分には照射できません。ほくろにあるムダ毛は医療脱毛や光脱毛ではなく、直接毛穴に電気針を入れて熱を生み出す針脱毛がオススメです。ほくろやニキビといった肌表面にトラブルがある場合、照射可能かどうかを診察によって見極める必要があります。初めて脱毛を行う場合は不安や心配も多いものです。医療脱毛は医師や看護師といった医療従事者による施術となりますので、ご自身が安心して任せられる美容クリニックを選んでいただきたいと思います。

アトピー肌や敏感肌の方こそ医療脱毛を

脱毛したいけれど「アトピー持ちだから」「敏感肌だから」とキレイなお肌になることをあきらめかけていませんか?医療脱毛は皮膚科や美容外科を専門とする医師が行ないますので、アトピーであっても敏感肌であっても医師や看護師のサポートを受けながら脱毛できます。アトピー性皮膚炎はアレルギー体質や皮膚が弱い方に起こる症状であり、日常生活にも支障をきたすほどのかゆみや湿疹によって行動が制限されてしまうこともある皮膚の病気です。なかなか治りにくく、長期的な内服薬服用や薬の塗布が必要なときもあります。

アトピーに似た症状として敏感肌があります。病気であるアトピー性皮膚炎に対して、敏感肌は乾燥肌やオイリー肌と同じような「症状」の範疇におさまるものです。アトピー性皮膚炎は日本皮膚科学会においてガイドラインが定められており、本人や家族がアレルギー性の病気を持っている、たんぱく質の一種であるIgE抗体を生産しやすいといった「アトピー素因」を持っていることが挙げられます。アトピーかなと思っていても、敏感肌だったり他のアレルギー疾患による症状だったりという場合も考えられますので、まずは医師の診察を受けるようにしましょう。

医師の診察でお肌が安定していると判断されれば医療脱毛も可能です。ただ、光過敏症の方はレーザーやエステ脱毛の光照射にお肌が反応してしまい、症状の悪化が懸念されますので注意が必要です。照射可能という診察を受けた上で、脱毛に通う期間はいつも以上にお肌のセルフケアが重要となります。お肌の状態は日常生活による影響も受けますので、食事や睡眠時間などに気をつけ、ストレスをできるだけ溜めないことも大切です。

日焼けはNG!照射前のお手入れ方法

医療脱毛への申込みを済ませたら、照射日までに日焼け防止と保湿対策を徹底して脱毛効果を高める準備に入りましょう。脱毛に使用するレーザーは黒い色に反応し、熱を発生させるものです。黒い毛の毛根部分にレーザーがあたると熱によって毛根周辺の細胞が破壊され、毛の成長を防ぐ仕組みになっています。お肌にはしみやそばかすの原因となるメラニンが蓄積されており、レーザーは毛根かメラニンかを判別できません。小麦色に日焼けしたお肌にレーザーを当ててしまうと、本来であれば毛根にだけ反応させるはずが皮下組織に溜まっているメラニンにも反応してしまい、肌トラブルを起こしてしまうのです。

脱毛前の診察では医師が日焼けの度合いやしみやほくろの場所などを確認し、照射できるかどうかを判断いたします。日焼けをしていると照射時の痛みも感じやすく、強いパワーでの照射ができないので思うような脱毛効果が期待できません。痛みを抑えるために出力を下げてしまうと一度で済む処理が時間も回数も倍かかってしまいます。半年や1年で終わらせたいと思っているならば、脱毛前と通院中は絶対日焼けをしないという気持ちで毎日を過ごしていただけたらと思います。

とはいえ、毎日カンカン照りで猛暑が続くとうっかり日焼けしてしまうこともあります。自分でも「肌の色が変わったな」とこんがり日焼けしてしまったときは、キャンセルして別日程での照射をオススメします。ご自身で判断できない場合は医師の診察を受け、OKが出たら照射するようにしましょう。医療レーザーを照射すること自体、熱を帯びて軽い火傷をした状態と同じ感覚になります。日焼けをした上にさらにレーザー照射によって熱を蓄積してしまうとお肌の状態が悪化してしまいます。夏はもちろんのこと、年間を通して日焼け止めを塗る習慣が大切です。

サーフィンや釣りなど海での趣味が多いという方は健康的な小麦色のお肌になっています。「日焼けしているのが当たり前だから脱毛できない」と思ってしまうかもしれませんが、1本1本毛穴に針を入れて脱毛する「電気針脱毛」や、近年では日焼けをしていても照射可能な新たな脱毛機器も登場しています。お肌の色に関係なく脱毛できることがメリットとはいえ、医療脱毛やエステ脱毛よりも時間がかかり、効果を感じられない場合もあります。日焼けをしていても脱毛したい場合は自分にはどの脱毛方法が適切かを考え、安全な方法を選ぶようにしましょう。

運動もだめ?脱毛効果を高める照射後の過ごし方

脱毛効果をいっそう高めるためにはレーザーを照射したあとの過ごし方も重要です。レーザーをあててお肌はバリア機能が低下した状態になっているので、照射前と同じようにまずは紫外線をブロックすることが必要です。太陽の光は赤外線・紫外線・可視光線の3種類に分けられます。太陽の光を浴びて温かく感じるのは赤外線によるものであり、朝に太陽の光を浴びて「まぶしい」と目が覚めるのは可視光線によるものです。紫外線はさらにA波・B波・C波と分けられ、ビタミンの形成といった体の成長に必要な働きを持っています。一方で、B波にはシミやそばかすの原因となるメラニン色素の生成という働きもあります。

A波は皮膚の真皮層にまで届くものであり、体内のタンパク質を変性させてしまいます。紫外線を長期間浴びてしまうとA波の働きによってお肌はたるみ始めて老化の促進につながります。脱毛期間に紫外線を大量に浴びてしまうと照射ができなくなるだけでなくお肌がどんどん衰えてしまうので、日焼け止めやUVカットの帽子、日傘、アームカバーなどを上手に活用して紫外線を防ぎましょう。紫外線の働きを詳しく調べていくと体に害を与えるものと思ってしまうかもしれませんが、メリットもあればデメリットもあり、バランスを考えることが大切です。

ムダ毛をなくしてキレイなお肌になるためには日焼け対策とともに保湿対策もしっかり行ないましょう。照射後のお肌は砂漠のような乾燥状態になっていますので、化粧水や乳液などでたっぷり潤いを与えることが大切です。照射後3日ほどはカミソリでの剃毛も控え、お肌への負担を減らすとよいでしょう。熱い温泉や激しい運動で必要以上に血流を良くしてしまうと、血管が広がって痛みやかゆみを悪化させる原因となります。思っている以上にレーザー照射は体に負担を与えているので、激しい運動を控えてお肌をゆっくり休めるようにしてください。

1回で終わらない!効果を実感するのはいつから?

医療脱毛やエステ脱毛は1回で終わるものではなく、照射を繰り返すことで徐々に効果を実感するものです。初めて脱毛する方にとっては「これでキレイになれる!」と淡い期待があるかもしれませんが、医師の指示に従って一定期間通院を続けることが大切です。体に生えている毛は成長期・退行期・休止期を繰り返して生えてきます。脱毛するためには成長期の毛にレーザーや光を当てる必要がありながら、成長期になっている毛は生えている毛全体の20%ほどしかないというデータもあります。

ワキや脚・腕といった目立つ部位の毛は2・3回照射すると「毛が減ってきた」と実感することが多いようです。他の部位に比べて濃いしっかりした毛が生えているV・I・Oや男性のひげの場合、毛が薄くなるまでに3回程度必要で、「毛が抜けてきた」と脱毛効果を体感するまでには5回程度必要です。「そんなにかかるの?」と思われるかもしれませんが、この期間さえ我慢していただければこの先ムダ毛に悩むことはなくなります。部位によって毛周期には違いもありますので、あせらずに通院していただきたいと思います。

毛が濃いと照射時の痛みがある反面、効果を実感しやすいことがメリットの一つです。毛が細くて薄い産毛程度の毛は逆に効果を感じにくい場合もありますので、産毛でも脱毛可能な機器かどうかを確かめることも必要です。効果を実感できない場合、脱毛機器は適切か、出力は弱すぎないかといった技術不足を確かめると当時に、アフターケアの仕方も再検討する必要があります。照射後には医師や看護師から伝えられる注意事項を守り、それでもなかなか効果が出ないときは担当医に相談するようにしてください。「照射して終わり」ではなく、お肌を美しく保つためにも一生涯つきあえる美容クリニックを選ぶようにしましょう。

  • 自由に選べるプチ全身脱毛自由に選べるプチ全身脱毛
医療法人ジュエリメディカル THE CLINIC NAGOYA
0120-758-901
052-961-3777
メール予約
オフィシャルサイト
お得なキャンペーン配信♪ LINE公式アカウントはじめました!